登録
いよいよ結婚の登録です。
バングラデシュは、9割以上はイスラム教徒なので、ムンシと呼ばれる、イスラム教の宗教者(仏教のお坊さんのような感じの人) の面前で、結婚の登録をします。
神の前に、この人と夫(妻)とすることを承諾します、のようなことが書いてあるらしい。
両者の住所
両者の父・母の名前
もし関係が壊れた場合の慰謝料(これは両家が相談して決めるので、カップルごとに違う)
などが明記されるようです。
この登録書は、原本は、妻方の地域の管轄のムンシ=登録時に立ち会ったムンシが保管していくそうです。
コピーは、夫側の地域の管轄のムンシにも手渡されます。
日本だと、夫側が主権を握りますので、なんだか妻側の家で登録というのが不思議な感じですが、イスラム世界は、 女性は基本的に家の中にいるので、外出できないという理由で、夫が妻側の家に来て、諸手続きを済ませるというのが、しきたりのようです。